由緒・歴史
鶴見神社は、大阪市鶴見区に鎮座する神社で、旧社格は村社とされていました。
創祀の由来は当地鶴見(旧下の辻村)の開村に関わるもので、旧記によれば当社は後白河院の時代(1158~1179)、
近江国辻村の農民17人が多数の人夫をしたがえこの地に移り開村した時、比叡山峯八王子社の分霊を勧請したのに始まるという。
古来より八王子社と称した。
明治5年、村社に列せられる。
鶴見神社の社名は鎌倉時代に源頼朝が、富士の裾野で放った鶴がこの地に飛来して舞う姿が見られたことに由来する。
昭和27年、社名を「鶴見神社」とする。
古来より厄除・病気平癒・長寿の神として信仰を集めている。
ご祭神・信仰
主祭神として **大山咋神(おおやまぐいのかみ)の荒魂**が祀られています。
また、相殿には方位を司る神々や、古来より地域の安全守護・厄除け・農業繁栄を願う神々も祀られています。
正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)
天之菩卑命(あめのほひのみこと)
天津日子根命(あまつひこねのみこと)
活津日子根命(いきつひこねのみこと)
熊野久須毘命(くまのくすびのみこと)
多紀理比賣命(たきりひめのみこと)
市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
田寸津比賣命(たきつひめのみこと)
厄除け・病気平癒・長寿祈願などに信仰が厚く、併設のはり灸・整骨施設とともに体と心の癒やしの場としても地域に根づいています。
境内の様子
境内には本殿をはじめ末社・社務所・併設施設(はり灸・整骨院)などが整備されています。
末社(住吉神社・九鬼稲荷神社、祖霊社、鶴八大明神、福龍社)
夫婦楠
所在地・連絡先
〒538-0053 大阪府大阪市鶴見区鶴見3丁目13-76
TEL:06-6912-1567